販促品とは?はじめての方にもわかる基礎知識と活用アイデア集

販促品は、企業の販促担当者やイベント主催者などにとって、なくてはならないアイテムです。
しかし、「初めてノベルティや販促品の企画を担当する」「そもそも販促品や効果などがよくわからない」という方も多くいらっしゃるでしょう。
販促品の概要をはじめ、販促品の効果や活用シーン、販促品の具体例などを紹介します。
目次
販促品とは?意味と重要性について
販促品とは、販売促進を目的とした配布用アイテムの総称です。
企業と顧客を結ぶファーストコンタクトツールであり、「覚えてもらう」「思い出してもらう」といった狙いがあります。近年では、販促品が低予算・高インパクトなマーケ施策として、再注目されているのです。
なお、販促品はノベルティだけでなく、プレミアムや記念品、粗品なども含まれます。
販促品を使う目的と得られる効果
販促品を使う目的と得られる効果は、大きく分けて2つあり、それぞれについて簡単に解説します。
認知拡大やブランド浸透
販促品には、商品やサービスの存在を知ってもらう第一歩、つまり認知拡大という目的があります。
そして、ブランド浸透のためには、継続的に思い出してもらう仕掛けが重要です。
まず、ロゴ・社名入りアイテムには、反復接触効果があります。これにより、「見える化」→「記憶に残る」→「指名買い」という導線づくりを目指しましょう。そのためには、単にブランドや商品、サービスを知ってもらうだけでなく、「覚えてもらう」「思い出してもらう」設計が必要となってきます。
ただ流れていくデジタル広告と違い、販促品は物理的接点により記憶に残りやすいこともメリットと言えるでしょう。
来店促進やリピーター獲得
販促品は、人の行動や習慣が変化する「行動変容」を促し、来店促進やリピーター獲得といった効果も期待できます。
これにより、新規来店や初回購入だけでなく、再訪や再購入にも活かせるのです。
なお、販促手法はキャンペーン型や特典型、限定配布型など、いくつかの種類に分類できます。
販促品の種類と特徴
販促品の種類と特徴について、ノベルティ・プレミアム・記念品・粗品、4つに分けて紹介します。
1.ノベルティ
ノベルティは、企業や店舗が無料で配布する、ブランド名やロゴ入りの実用品です。
この実用性×ブランド名・ロゴ露出という両立が、ノベルティ最大のメリットと言えます。
また、一般的かつ大量配布に向いており、1つ50~200円程度と比較的安価なため、費用対効果が高いのが特徴です。
アイテムにもよりますが、名入れできる・軽くて持ち運びやすい・発送もしやすいなど、扱いやすさも利点でしょう。
ノベルティの活用目的としては、認知拡大や第一印象づけ、ブランド記憶の強化、SNS拡散などが挙げられます。
3.記念品
記念品は、会社や組織の特別な節目に贈る、記念グッズの総称のこと。
社員のモチベーションアップや、顧客・関係者への感謝の気持ちを込めて贈られることが多いです。
小ロットでの製作が可能で、実用品よりも「記念に残るもの」「飾るもの」が好まれます。
デザイン・質感にこだわる傾向があるため、1,000円以上も多いなど単価は高めです。
記念品の活用目的として、感謝の気持ちや顧客ロイヤルティの向上、社内における一体感や記憶づくり、式典演出などが挙げられます。
4.粗品
粗品は、日常的な「ちょっとした贈り物」や「お礼」として配布する、低単価の販促品のことです。
形式張らずに、さりげなく印象を残すことを目的としています。
消耗品が多く、贈られた側が気を遣わずに受け取りやすいことが強みです。
また、30〜100円台と、低価格帯なのもメリットでしょう。
消耗品の活用目的として、第一印象形成、顧客との会話のきっかけづくり、営業訪問時の手土産などがあります。
販促品の代表的な活用シーン
販促品の代表的な活用シーンを3つ紹介します。
展示会やイベント配布
まず、展示会やイベント配布が販促品の活用シーンとして挙げられます。
具体的なシーンとしては、業界展示会・商談会・合同説明会・地域イベント・企業セミナー・フェア・即売会などです。
販促品により、無関心な通行者にも興味を持たせるきっかけになる、といった効果が見込まれます。
「販促品を受け取る→会話が始まる→商談へ」など、自然な導線を作れる、というわけです。
また、配布アイテムを通じて、ブランドやサービスを後から思い出してもらいやすいのもメリットです。
展示会やイベント配布に適した販促品例には、以下のようなものがあります。
- ・名入れうちわ
- ・ボールペン
- ・メモ帳
- ・エコバッグ
- ・除菌シート
軽くてかさばらず、かつ実用的で、もらって困らないものが良いでしょう。夏場なら冷感タオルなど、季節性のあるグッズもおすすめです。
注意点としては、持ち運びの邪魔になる可能性があるため、販促品は小型・軽量が基本です。
価格を抑えつつも安っぽく見えないよう、カラーや印刷品質など工夫も必要になってきます。
店頭のキャンペーン
店頭でのキャンペーンも、販促品の活用シーンの一つです。
「〇〇円以上お買い上げでプレゼント」「平日限定プレゼント」「先着◯名様限定」など、集客施策や新商品の発売記念キャンペーンを目的としています。
「もらえるなら買おうかな」という行動心理に訴求し、店頭でのついで買い・かご増しを促す効果が見込めるでしょう。また、SNS投稿や知人への拡散を誘発し、間接的な集客効果も期待できます。
店頭のキャンペーンに適した販促品例をまとめました。
- ・季節性の高いアイテム(夏:冷感グッズ、冬:カイロ・ブランケット)
- ・日用品(キッチングッズ・ミニタオル・マグネット)
- ・ターゲットに合わせた、ちょっとおしゃれな実用品
◯円以上など、販促品の配布が条件付きの場合は、条件の分かりやすさも重要です。
高すぎるとコスト過多・安すぎると効果薄、となってしまうため、費用対効果のバランスを意識しましょう。
季節の行事や社内ノベルティ
季節の行事や社内ノベルティにも販促品は活用できるのです。
具体的な活用シーンには、以下のようなものがあります。
- ・年末年始のあいさつ(カレンダーや干支グッズ)
- ・夏祭りや地域イベントの景品、協賛品
- ・社員の表彰、周年記念品、入社式、社内表彰
- ・卒業、送別
「タイミング×気持ちのこもったアイテム」は記憶に残りやすいため、顧客との関係継続につながります。また、社員や関係者に、企業への帰属意識やモチベーションを与える、といった効果もあるでしょう。
季節の行事や社内ノベルティに適した販促品の例を紹介します。
- ・名入れ卓上カレンダー
- ・木製ボールペン
- ・記念トロフィー
- ・オリジナルTシャツ
- ・季節を感じるグッズ(春:花柄、秋:温もり系素材)
配布時期や対象層によっては、「もらっても使わない」ことも起こり得るため、ターゲットの生活シーンを考慮して配布しましょう。また、社内ノベルティの場合は、品質・デザインなどに特別感を持たせることが重要となります。
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今回は、販促品の概要をはじめ、販促品の効果や活用シーン、販促品の具体例などを紹介しました。
販促品にはさまざまな効果があるため、上手に活用することで企業やブランド、商品、サービスなどの訴求につながるでしょう。
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