エコバッグの素材を徹底解説!種類や選び方のポイントとは?

エコバッグは、買い物やイベントなどの出先で増えた商品や資料をしまうことができる汎用性の高いバッグです。デザインだけでなく、使われている素材もさまざまなので、実際に自店舗やイベントで扱いたいという人は、種類やそれぞれの特徴を知っておきましょう。今回は、エコバッグの役割や、使われる素材のメリット、デメリット、おすすめのシーンなどを紹介します。
目次
エコバッグの役割と重要性とは?
エコバッグはその名の通り、プラスチックの袋を使わないことで環境にやさしい「エコ」を推進するという目的があります。ビニール袋よりも耐久性があり使い回せるので、ゴミ削減やサスティナビリティにおいて重要な役割を果たします。また、2020年にはレジ袋の有料化が始まり、エコバッグを持つことで節約にもつながる時代になりました。
エコバッグのデザインはシンプルな手提げタイプが主流です。デザイン性も幅広いので、おしゃれなものをちょっとしたお出かけ用に使ったり、メインの鞄にしまってサブバッグとして使ったりとさまざまな用途で重宝します。
エコバッグに使われる代表的な素材
エコバッグに使われている素材は、さまざまです。以下では特に多く使われている素材を挙げ、それぞれの耐久性、重さ、質感、エコロジー面などの特徴を解説します。また、使うシーンに適したおすすめの素材も紹介するので併せてチェックしてみてください。
①キャンバス生地

コットン(綿)は、自然由来で環境にやさしく、ソフトな肌触りが特徴の素材です。コットンのエコバッグは、密度の高いしっかりした生地で作られていることが多く、耐久性にも優れています。
ナチュラルな風合いで買い物から普段使いまでおしゃれにも活用でき、洗濯機で洗えて清潔に使い回せます。プリント加工もしやすく、オリジナルバッグ作りにもおすすめです。デメリットとしては水を吸いやすく乾きにくいという点があり、雨の日の使用には向きません。
②ポリエステル

ポリエステルは、合成繊維で作られているため、軽量で丈夫なのが特徴です。水や汚れに強く、速乾性が高いので、天気を気にせず使えます。アウトドアからスポーツシーンにおすすめです。
素材自体は環境負荷が比較的高いというデメリットがありますが、コンパクトに折りたためるものが多く、いつでも鞄に忍ばせやすいので、コンビニなどでのレジ袋の使用を控えるのに役立ちます。
③不織布

不織布のエコバッグは、繊維を織るのではなく絡ませた素材を使ったもので、合成繊維が使われていることが多いです。軽くて扱いやすく、比較的低コストで作れるため企業のノベルティやイベントのバッグなど数多く生産する際によく使われています。
耐久性は他の素材に比べて低いため、長い使用には向きません。販促や広告物・資料などの配布用のシーンにおすすめです。
④ジュート(麻)

ジュートという種類の麻を使ったエコバッグは、通気性が高いざっくりとした生地が特徴です。天然素材なので環境面もしっかり配慮でき、ナチュラルな風合いと強度でさまざまなシーンに重宝します。
エコ意識の高い人や、シンプルなエコバッグを探している人におすすめですが、水に弱くシワができやすいというデメリットがあるので、携行や雨の日の使用には不向きです。
⑤リサイクル素材(再生PETなど)
ペットボトルなどのリサイクル素材を使ったエコバッグは、とことん環境負荷を軽減できます。エコを意識したイベント企画のノベルティや、持続可能をうたいたい商品の生産におすすめです。リサイクルの過程においてコストがかかるものなので、気になる人はしっかりチェックしておきましょう。
当店では、上記にある素材を使用したエコバッグ・トートバッグを販売しております。ノベルティやオリジナルグッズの制作にエコバッグを考えている人は併せてご覧ください。

※リサイクル素材で作られたエコバッグ・トートバッグは取り扱っていません。
使用シーン別おすすめ素材
上記で解説した特徴を踏まえてエコバッグに使う素材を選びやすいように、改めてシーンごとにおすすめの素材を紹介します。
買い物・普段使い向け
買い物や普段使いには、丈夫で繰り返し使える、持ち運びしやすい「コットン(綿)」「ポリエステル」がおすすめです。また、扱いやすく加工もしやすいため、デザインも凝りたいという人にも向いています。
ノベルティやイベント向け
ノベルティやイベントでは、生産量を考慮してコスパのよい素材を選ぶことが大切なので、比較的低コストな「不織布」「リサイクル素材」がおすすめです。大量生産しやすく、選ぶ素材によっては環境にやさしい選択肢もとれます。
当店では、イベント向けノベルティグッズの販売をしております。エコバッグをはじめ、いろいろなノベルティの制作販売を検討中の人はぜひ以下のリンクも参考にしてみてください。

アウトドア・スポーツ向け
アウトドアやスポーツに持ち運ぶエコバッグを選ぶなら、耐久性の高い「ポリエステル」「ジュート(麻)」の素材がおすすめです。持ち物や距離に合わせて、軽量で持ち運びしやすいものを選ぶとより使いやすいです。
まとめ
プラスチックの袋を使わず「エコ」に配慮できるエコバッグは、買い物以外にもさまざまなシーンに活用できます。素材によって特徴が異なるので、使うシーンに合わせて適切なものを選びましょう。